弊社の機械が南極探査に使用された最初の重機であったことをご存じですか。
ディープフリーズ作戦は、1950年代に米国によって実施された一連の南極探査ミッションのコードネームで、このミッションでは特別なCaterpillar製機械が必要になりました。調査隊にはD8のパワーが必要でしたが、表面の氷の層は脆いことが多く、機械が氷に沈み込まないという条件も満たす必要がありました。弊社はこの問題を解決するために、トラクタの質量を広範囲に分散できるように非常に幅が広い履帯を備えた機械を開発しました。弊社ではこの革新的な機械を「低接地圧」(LGP、Low Ground Pressure)トラクタと呼びました。これは現在も弊社の製品系列に含まれています。