Caterpillarが2014年第4四半期および通年の業績を発表

2015年1月28日

Caterpillar
2014年第4四半期決算リリース(要約)
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Caterpillar2014年第4四半期および通年の業績を発表

 

(イリノイ州ピオリア発)- Caterpillar Inc. (NYSE: CAT) は1月27日、2014年第4四半期の売上高は142億4,400万ドルとなり、前年同期の144億200万ドルから若干の減少になったと発表しました。同四半期の1株当たり利益は1.23ドル(前年同期は1.54ドル)となりました。事業再構築関連費用を除いた場合、同四半期の1株当たり利益は1.35ドル(前年同期は1.68ドル)となります。

2014年通年の売上高は551億8,400万ドルで、前年の556億5,600万ドルから若干の減少となりました。一方、2014年通年の1株当たり利益は5.88ドルと前年の5.75ドルから上昇となりました。事業再構築関連費用を除いた2014年通年の1株当たり利益は6.38ドルで、前年の5.97ドルから上昇しています。

CaterpillarのDoug Oberhelman(オーバーヘルマン)会長兼CEOは、「全体的に、2014年は明るい材料が多く、2013年より良い年となりました。コスト管理、オペレーション実行、そしてキャッシュフローに注力してきたことで、通年の1株当たり利益は2013年の実績および昨年初に提示した2014年予測をともに上回ることができました。当初の2014年予測では、売上高の中間値を560億ドル、1株当たり利益を5.30ドル(事業再構築関連費用を除いて5.85ドル)と予測していました。最終的には、売上高が560億ドルから2%以内に収まり、1株当たり利益は予測をはるかに上回るものとなりました。利益の改善に加え、マシン事業、エネルギー・運輸事業の営業キャッシュフローも予測を上回り、史上3番目の値となりました」と述べました。

同会長兼CEOはまた、「エネルギー・運輸事業は売上・利益ともに記録的な結果を残した好調な1年でした。建設機械事業でも売上増と利益の大幅改善が達成されました。建設機械事業の売上増は主に北米での好調が寄与したもので、他地域での売上減を部分的に相殺する形となりました。当社の建設機械事業の売上は2014年通年で増加したものの、世界経済の多くが比較的低成長にとどまったことから、業界全体としては全ての主要地域で従前のピーク時には及ばない状況が続いています。鉱物資源、特に銅、石炭、鉄鉱石の価格は2014年に大きく下落しました。資源価格の下落は、既存の鉱山の生産性を高めようという動きと相まって、鉱山機械事業の売上減を招く要因となりました。マイニング製品の受注が上向く気配は今のところ見られず、売上も落ち込んだままです」と述べました。

同会長兼CEOはさらに、「第4四半期の利益予測に到達できなかったことは非常に残念でしたが、2014年も自分たちがコントロールできることを着実に実行したことで、全体としては成功した年だったと言えます。建設機械の全般的なマーケットポジションは4年連続で上昇、お客様にお届けした製品の品質も向上しており、工場における安全面と在庫回転率も改善しています。バランスシートは強固であり、2014年中に42億ドル相当の自社株買いを実行し、四半期配当も17%引き上げました」と述べています。

2015年見通し

2015年も世界経済の成長度合いは緩やかな回復にとどまると予想しています。経済成長のもたつきと資源価格の低調(とりわけ石油、銅、石炭、鉄鉱石)が当社の売上にもマイナス影響を及ぼすと考えられます。現段階では、2015年通年売上高は500億ドル程度と予測しています。2015年の利益見通しをより明確にご理解いただくために、予測される事業再構築関連費用を入れた場合と入れない場合の見通しをお伝えします。当社では過去2年間にわたり長期的なコスト構造改善を目的とした各種事業再構築策を実施してきましたが、2015年の見通しには追加で予定している施策を盛り込んでいます。合計すると、2015年中に実施される各種事業再構築に伴う費用は1億5,000万ドル、1株当たり0.15ドル相当と見込まれます。

2015年通年の1株当たり利益予測は4.60ドル、事業再構築関連費用を除くと1株当たり4.75ドルとなっています。Oberhelman会長兼CEOは、「最近の石油価格の大幅な下落が、今年の売上見通しが前年を下回ることとなった最大の要因です。現在の石油価格はエネルギー・運輸事業部門にとって大きな逆風であり、世界中の産油地域における建設機械事業にとってもマイナス要因です。また、銅、石炭、鉄鉱石価格の落ち込みを受け、マイニング製品の売上見通しも引き下げました。さらに中国での建設機械の売上見通しも引き下げています。中国市場における当社のポジションは改善していますが、中国の建設業界は2015年にさらに鈍化すると見込んでいます」と述べました。

同会長兼CEOは、「2015年も厳しい年となることに疑いの余地はありませんが、その一方で当社では追加の事業再構築策によるコスト管理を推進し、リーンへの注力によるオペレーション面での改善を継続しています。2015年にも多くの困難が待ち受けているでしょうが、これまで行ったコスト構造、マーケットポジション、品質面での改善によって、世界経済と当社に関連する主要産業が復調した際にはより優れた業績が見込める位置につけるものと考えています」と述べました。

※   リリース本紙(英文)は、Caterpillarホームページからご確認いただけます。http://www.caterpillar.com/